タンタアレグリアAJCC制覇。
9ヶ月振りの出走でしたが見事な勝利でした。
タンタアレグリアは重賞初制覇、加えて蛯名騎手今年の重賞初制覇です。
レースを振り返りましょう。
AJCCレース前
馬体重は488キロと前走からプラス18キロ。
デビュー以来最高値ですが、9ヶ月の休み明けですからね、戦前の国枝調教師からのコメントにもあるように成長分でしょう。
人気は14.7倍の7番人気。
・天皇賞春以来の休み明け
・ここを叩いて春の天皇賞へのトライアルという思惑
・そもそも重賞未勝利
・明け4歳馬世代の台頭による世代イメージ
・長距離路線での良績による距離不安
確かに条件としては引っかかるところがありますね。
国枝調教師と蛯名騎手も『休み明け』ということで慎重なコメントでした。
AJCC発走
ゲートはスムーズでした。
スタート前にやや横を向くそぶりもあったので心配しましたが無難なスタート。
スタート直後はそんなに行きっぷりがよくない印象でした。
久々だからか『あー走るんだっけ』みたいな雰囲気をやや感じました。
そこを蛯名騎手がエスコートしインコースへ徐々に進路をとっていきます。
1・2コーナーでは先団の後ろにとりつきます。
インコースを通ったこともありコーナーワークでうまくポジションをキープします。
ペースは1000m通過が59秒6とやや早いペース。
蛯名騎手とタンタアレグリアの位置がちょうどいい位置になります。
2着に入ったセーヴィントはタンタアレグリアのやや後ろ。
3・4コーナーでは先頭集団も広報集団もは忙しくなり、各ジョッキーのアクションが激しくなります。
そんななか蛯名騎手のアクションは大きくなりません。
インコースを通っていることもありコーナーワークでの利も得ます。
これは伸びるだろうという手ごたえで直線を向きます。
直線を向くと前を行く馬を蛯名騎手がうまくさばきインコースからしっかり伸びます。
前を行くミライエノツバサをすんなり交わします。
外からセーヴィントが伸びてきますが、タンタアレグリアを交わすほどの伸びはありません。
タンタアレグリアはそのままインコースを伸びて先頭でゴールイン。
7番人気の低評価をあざ笑うかのような勝利でした。
AJCCレース後
蛯名騎手の勝利ジョッキーインタビュー。
初めからインコースを通ることはイメージしていたようです。
なかなか思い通りにいくレースはないが今回のAJCCに関しては、最後まで思った通りに進む珍しい展開だったとのことです。
いままで少し幼さがあったようですが、休養を経て成長したとのコメントも今後の飛躍を期待させます。
インタビューの最後に『若いもんに負けないよに』なんてコメントも出てましたね。
確かに今年に入って若手の活躍が目立ってきましたね。
競馬会にとっては非常にいいことですよね。
そんななかでも蛯名騎手はしっかり存在感を出しています。
『まだまだ負けない』
このコメントから蛯名騎手自身の今後の活躍も期待ですね。