危ないです。
パトロールフィルムを見て即思いました。
エリザベス女王杯の1コーナーでの出来事です。
マリアライトと蛯名騎手が完全に挟まれて下がる格好になっています。
よく落ちずにこらえたという印象。
さらに後ろのプロレタリアトもマリアライトを避けるように外に膨れます。
杉原騎手もG1初騎乗なのにとんだ災難です。
もちろんその不利だけが100%原因だとは言えませんが、6着という残念な結果に終わった一因にはなるでしょう。
原因となったのは福永騎手騎乗のシャルール。
よりによってキャロットファームの所有馬です…。
さてこの結果に関して。
蛯名さんは今回だけでなく、不利を受けた場合に『不利を受けた、あれがなければ』というコメントをはっきりと出します。
これに関して賛否両論あるのですが、わたしは大賛成です。
正直1コーナーの不利は気づきませんでした。
フジテレビの中継を見ていたのですが問題のシーンははっきり写っていません。
思い起こすと1コーナーで『随分膨らんでる馬が1頭いるな』と一瞬思った時がありました。
映像ではその一瞬のワンカットのみです。
それがプロレタリアトだったわけですが、不利を受けた認識はありません。
この後、1コーナーに入る前と比べてややポジションが後ろで若干リズムが悪く走るマリアライトを目視しました。
そして道中もなんだ気持ちよさそうに走らない、3コーナー4コーナーでは追い通し。
直線も勝ち負けできる伸びではない。
レース後私は前走や中間から伝えられているように本調子にはならないのかと思いました。
ピークを過ぎたとか、精神的に牝馬なのでお母さんらしくなってきたとか理由も頭をよぎりました。
でも蛯名さんのコメントでは『1コーナーの不利が全て、調子は良かったのに残念』とのこと。
能力や精神面に問題を感じていれば蛯名さんは『不利も痛かったが、それだけではなくて馬そのものが…』というコメントを出してくれるはずです。
不利をしっかりと不利と言って、馬の原因ではないとコメントを出すのはジョッキーとしてファンに対して親切としか言えません。
賛否両論あり自分が批判を受けるのも承知でしっかりとしたコメント出してくれています。
これはありがたいことだと思います。
そしてもうひとつ、『周りに迷惑をかけるような騎乗はするな、しっかりコントロールしろ』とい下の世代の騎手へのメッセージだとも思います。
蛯名さんはそういう立場でもあるはずです。
悪者になってでも言っておかないと『あんなことがあっても、何も言われない』となってしまっては今後ドンドン危険になりますからね。
牽制の意味もこもっているはずです。
蛯名騎手には、今回もコメントありがとうございましたと言いたいです。
有馬記念がマリアライトのラストランと聞いていますが、応援しています。